はじめに
パソコン画面をカメラで撮って使いたい!と思ったことはありませんか?
スマホのカメラで撮ることもできますが、不要な部分を切り取ったり、データを移動さたりなどの手間があります。 スクリーンショットを用いることで、見ているパソコン画面をそのまま画像として保存することができます。
この記事では、スクリーンショットの基本的な概念から、活用法、おすすめの操作方法までを紹介します。
尚、Windows11を用いてご説明します。
スクリーンショットとは?
スクリーンショットは、パソコン画面を撮影できる機能です。
画像ファイルは一般的な画像形式(JPEG、PNG、GIFなど)で保存され、後で閲覧、共有、印刷などが可能です。 また、Windowsの標準機能として搭載されているため無料で使用できます。
スクリーンショットの”パソコン画面を画像として保存する”という機能自体は難しいものではありません。 しかしながら、共有することで言葉では説明が難しい状況でも視覚的に確認できるため、活用法によっては問題を理解・解決できる便利なツールになっています。
スクリーンショットの活用例
活用例をいくつか紹介します。
活用例1.手順書の作成
手順書を作成する場合、文章よりも画像の方が直感的に理解してもらいやすいです。
また、画像を用いて指示するほうが文章を書く手間を抑えられます。特にパソコンの操作手順書を作成する際に重宝します。
活用例2.状況を伝える
画面上で何か重要な情報やエラーメッセージが表示されている場合、口頭で状況を伝えると、時間がかかる上、齟齬が生じる場合があります。
他の人と状況を共有するためにスクリーンショットを撮ることは有効な手段です。
活用例3.記録の保存
パソコンに表示された内容を記録する場合、手書きのメモに残していませんか?
スクリーンショットを使えばあなたの記憶力や書く手間を浪費することなく素早く正確に記録できます。
スクリーンショットの操作方法
スクリーンショットを行うにはWindowsに標準アプリのSnipping Toolを利用します。
Snipping Tool(スニッピングツール)はsnip→はさみでチョキッと切る+tool→道具という意味です。
基本の操作方法
基本的な操作は
1.Snipping Toolを起動する
2.切り取りモードを選択する
3.スクリーンショットを実行する
4.保存する
となりますので、順に操作方法を紹介します。
1.Snipping Toolを起動する
1-1.スタートボタンを押す
(またはWindowsロゴキー)
1-2.Snipping Toolを検索する
(snと入力した時点で検索結果として表示されるかと思います。)
2.切り取りモードを選択する
2-1.「切り取りモード」ボタンを押す
2-2.「四角形モード」ボタンを押す
(四角形モードを例にしてご説明します。)
切り取りモード | 説明 |
---|---|
四角形モード | ユーザーが選択した四角形の範囲のみ |
ウィンドウモード | 指定したウィンドウの範囲のみ |
全画面モード | モニターに写っている範囲すべて |
自由領域モード (フリーフォームモード) |
ユーザーが選択した不定形の範囲のみ |
3.スクリーンショットを実行する
3-1.「新規」ボタンをクリック
画面が薄暗くなり、マウスカーソルが十字になる。
3-2.範囲を指定する
左クリックを押しながら、動かすと、一部が明るくなる。
左クリックを話すと、明るくなった部分を切り取ることができる。
4.保存する
4-1.「名前をつけて保存」ボタンを押す
4-1.保存場所を選び保存する
便利な操作方法
Snipping Tool起動の種類と操作方法
種類 | 操作方法 |
ショートカットキー① | Print Screen |
ショートカットキー② | Windowsロゴキー+Shift+S |
ショートカットアイコン (タスクバー) |
1.スタートボタンを押す 2.検索画面にSnipping Toolと入力する 3.右クリックし、「タスクバーにピン留めする」をクリック 4.タスクバーのアイコンをクリックし、起動する |
ショートカットアイコン (デスクトップ) |
1.スタートボタンを押す 2.「すべてのアプリ」ボタンを押す 3.Snipping Toolを探す 4.デスクトップにドラッグ&ドロップする 5.ショートカットアイコンをダブルクリックし、起動する |
まとめ
スクリーンショットは、パソコン画面を撮影できる機能です。
共有することで言葉では説明が難しい状況でも視覚的に確認できます。
Windowsに標準アプリのSnipping Toolを使用することで、あなたの抱えている問題を解決できるかもしれません。
是非、これらの情報やツールを活用して、よりスムーズなデジタル体験を楽しんでください。